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skimemo - 日記/2020-05-26

_ vmosx.comは開発に「使える」か?

前回、virtualmacosx.comを試してみましたが、懲りずに今度はvmosx.comを試してみました。

_ 結論

結論を先に書きます。安価なシェアプランはrootが貰えません。また、レスポンスが遅すぎて、実使用には耐えないレベルです。
より上位のプランでしたらまた違うかもしれませんので、試してみたい方は以下を参考にしてみてください。

_ 手順

  1. WEBサイトにアクセス 以下にアクセスし、適当なプランを選択します。
    https://virtualmacosx.com/
    e01.png

  2. オプションなどを確認して、Continue
    e02.png

  3. 注文内容を確認して、Checkout
    e03.png

  4. 名前、住所などを入力して、Complete Order
    必須か否かが分かりにくいですが、Address2以外は必須のようです。また、支払い方法はPayPalを選択します。(Offline Credit Cardは、本当にオフラインで現地の職員が決済処理しているように思います)
    e04.png

  5. 送られてくるメールの内容に従ってログイン
    ログインして、My Invoicesを開きます。最初は「Unpaid」ですが、数分で「Paid」になりました。
    e05.png

  6. 先方の事務処理を待つ!
    最初はMyServicesの背景色がグレー(Pending)になっています。どうやら先方の事務作業が終わらないとグリーン(Active)にならないようですので、時差込みで待ちましょう。私は、月曜の昼頃申し込みをして、火曜の朝5時ごろActiveのメールが来ました。
    Activeになると、以下のようなメールが来て、その中にVNC接続の情報が書かれています。
    e07.png

    MyServices画面は以下のようになっているはずです。
    e05-2.png

  7. VNCのインストール
    VNCは、TightVNCが推奨のようです。WEBサイトからダウンロードしてインストールします。インストール時、サーバーは不要ですのでオプションでClientのみを選択します。
    e06.png

  8. VNCでの接続
    起動し、メール内に書かれた情報に従って接続します。
    e06-2.png
    e06-3.png

  9. OSXへのログイン 接続に成功するとOSXのログイン画面が表示されます。メール内に書かれた情報に従ってログインします。
    e07-2.png

    ログインに成功すると、以下のデスクトップ画面が表示されます。背景が無地なのはVNCの速度への配慮のようです。*1
    e08.png

    ちなみにプレインストールされているアプリは以下の通りでした。
    e08-2.png
    e08-3.png

    Aboutの内容は以下です。
    e09.png

_ 気になるパフォーマンス

結論の欄に書きましたが、レスポンスがとにかく悪く、1つ1つの操作に数秒要します。MacOSをいじる、という体験はできますが、何か作業をするのは非現実的でしょう。以下の動画は、Xcodeを起動してiOSシミュレータを起動するまでです。

_ root権限について

NativeScriptをインストールするためにはroot権限が必要です。CLIのインストールスクリプトを実行すると、rootのpasswordを聞いてきますが、rootのパスワードは通知されてきませんので続行することができません。安価なShareプランでは無く、Dedicateプランなら違うのかもしれません。
このあたりはドキュメントに書いておいて欲しいところですが、全体的にドキュメントが貧弱すぎて、試してみないと分からない事が多いです。

Category: [NativeScript] - 09:30:33



 
 
Last-modified: 2020-05-26 (火) 09:30:33 (1424d)