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skimemo - 日記/2012-12-18/SALOMON 24HOURS

_ SALOMON 24HOURS

先日の丸沼で、連れのSALOMON 24HOURSを試乗してみました。
山頂から中腹まで履いただけでしたがその感想を書いてみようと思います。

24hours-s5-z14-2.jpg

まず持った感じは、結構重いです。
取り回し安さよりはどっしりとした安定感がある感じ。

滑り出すと、そのエッジ力(?)に驚きました。
当日はかなりのアイスバーンだったのですが、左右両方のエッジでがっちりと雪面を噛み、一度かみついたら離さないような強力さ、安定感、安心感。
ズレることを恐れず、多少荒れていても跳ねることも恐れず、安心して加重することができました。

反発力も申し分なく、取り回しもスムーズ。素早い切り返しもストレス無く行えました。

一方で、慣れないとそのエッジ力から抜け出せない感覚もありました。
一度ラインに乗ってしまうと、まさに敷かれたレールに乗るように、多少ポジションが崩れてもそのラインを外しません。
そのため、ラインを変えようという強い意志(?)が無いと、板は勝手にレールを走っていってしまうかのようでした。
また、強力なライン取り、小さいサイドカーブにより、板から受ける力は大きく、まじめに滑るにはそれなりの体力が必要だと感じました。
女性やおじさんが高速ターンを連続して楽しむのは大変でしょう(たぶん)。

24時間滑れる「楽なスキー」を目指しているという24HOURS。
確かにラインに乗ってのほほんと滑る分には楽かもしれません。
でもこの板は、そういう滑りを許さないような気がします。2st250に乗って原チャみたいな走りで満足するか、という感じです(どんな感じだ?)。

もっと履き慣れたら付き合い方も分かるかもしれませんね。
板のインプレで「上級者向き」という評価がありますが、こういう板の事を言うんだなと思うと同時に、「上級者向き≠初級者でも扱える」では無いんだな、ということを感じた一本でした。

また今度借りてみよう(笑)。


24時間と言えばやっぱりル・マン。


だけじゃなんなのでストレートにこれも。

Category: [スキー] - 22:49:11



 
Last-modified: 2012-12-18 (火) 23:29:48 (4138d)