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給与所得控除全体に公開
2007年03月13日22:51
数日前、新聞の投書欄に、自営業者は何でも経費に出来るのにサラリーマンには経費が認められていなくて不公平だ、みたいな事が書いてあった。こういう誤解(というか本当は無知)は相変わらずあるようだが、こういう明らかな誤りを時々掲載する新聞の投書欄というのも不思議だ。選者はどういう意図でこういう投書を掲載するのだろう。

それはさておきサラリーマンの経費。通常給与所得者は自分で税金の計算をしないため、経費を意識することは無い。ところが給与には給与所得控除というのがあって、http://www.taxanswer.nta.go.jp/1410.htm のような、自営業者で言う経費に当たる控除がある。
例えば年の収入が680万円の場合、給与所得控除は188万円あるので、所得は492万円になる。この492万から自営業者と同じように基礎控除とか社会保険料とか色々引かれて残りが課税対象になる。

実際、188万円の経費を計上しようと思ったら結構大変だ。月に平均15.7万円の領収証を、しかも経費になりそうな領収証を、すぐに思い浮かべられるだろうか。

かくして自営業者は一生懸命経費を作るわけだが、サラリーマンはそんな労力が全く無く、確定申告も無く188万もの経費を手に入れるのだから私には十分優遇されているように見えるのだが・・。