たまに電車に乗ると、世の中のぎすぎすしたものを感じる。
以前に比べて皆がとても自分勝手になっているような気がする。
混んでいるから仕方ないのに、自分の事しか考えずに他人に怒ってみたり、車内で人の流れを考えずに立ち止まっていたり。

以前朝の通勤列車に外人の子供（15歳ぐらいだろうか）が乗っていて、人が乗り込んで混んできたら恐怖の表情を浮かべて慌てて降りていってしまった事があった。彼にとって他人にここまで迫られる空間は許容することができなかったのだと思う。

満員電車というのは、他人同士でも一種の身内の感覚で、お互いを思いやる気持ちがあって存在しているものだと思う。各人が自分勝手で、お互い様という気持ちを欠いていれば、成り立たなくなるんじゃないだろうか。
もしかしたらそのうち満員電車というものが存在できないようになるのかもしれない。その時、鉄道会社はどうするんだろう。

とか、ちょっと思いましたとさ。
先の外人の子供は、彼の国では満員電車っていうのは存在できないんだろうなー、と思った一例であって、決して自分勝手というわけではありません。