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はやくしなさい全体に公開
2006年11月12日17:44
子供を持つ方はしょっちゅう「はやくしなさい」って言うと思う。
で中には自己嫌悪に陥る人も居ると思う。
何故自己嫌悪に陥るかというと、今の世の中は効率主義で早い、安い、うまい(うまいは関係ないか)が良いとされるが、子供にその価値観をあてはめてしまうのに抵抗を感じるからだろう。
でもこの「はやくしなさい」には2種類あると私は思う。

1つは本当に早くしなければいけない時。早くしないと学校に遅れる。早くしないと電車に遅れる。など早くしないと何かに遅れて実際に不都合が出る場合だ。
もう1つは他人(自分)の行動が制限される場合。

人は渋滞にはまるとイライラする。人混みでなかなか進めないとイライラする。これは、人は自分の行動が制限されることに不快感を感じるからだそうだ。早く先に進みたいのに進めない。渋滞ではそういう奪われた自由に対する不快感が生じる。

2つ目の「はやくしなさい」は多分これだと思う。
レストランで自分は食べ終わっているのに子供がいつまでもだらだら食べている時。スーパーに買い物に行きたいのに子供が兄弟喧嘩を始めて前に進まないとき。自分の行動が子供によって制限されるために感じるイライラが「はやくしなさい」を言わせる。

自己嫌悪を感じて良いのは2番目の方だ。1番目は本当に早くしなければいけないのだから教育上「はやくしなさい」と言うべき。2番目は実害が無いのだから自分の都合を優先するか子供の都合を優先するかだけの問題。

子供がくだらない喧嘩をしている間、待っている親にとっては無駄な時間だが子供にとっては別に無駄ではない。人生にとって有益とかそんな高尚な意味ではなく、今したいから喧嘩しているのであって、退屈では無いということ。

でもやっぱり大人としては言わずにはいられない。
犬を散歩で躾るときには犬の進路を強制することが必要な様に、子供に対しても強制しないといけない場合はとても多い。
事はそんな簡単では無いのである。

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