昨夜NHKをぼーっと見ていたら、掲題のような番組をやっていた。
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2006-07-23&ch=21&eid=6566
働いても生活保護以下の年収しか稼げない人たちを指すらしい。
番組の締めで司会の人が「取材を通じて怠けたり、働く意欲の無い人は居なかった」と言っていた。
ただ、今ひとつしっくりこない。
牛丼やもコンビニもいつも従業員を募集している。
時給1000円で8時間で20日働いたら16万/月。生活保護の水準より高い。
そんなに沢山働かせてくれないという事だろうか? それともそんなには働きたくないということ? それとも能力的な問題で採用して貰えないと言うこと?
一方でIT業界は常に異常な程人手不足だ。ワーキングプアな人々に無償でIT講習をしてあげれば、そしてそれが身に付けば、簡単にそこから抜け出せると言うことだろうか。
「そりゃ身に付けば誰でも抜け出せるよ」というのであればやはり能力の問題ということになる。
いくら働いても収入が少ないという状況が想像できないというのは、やはりこんな業界に居るからだろうか。でもそういうのを解決するはずの役人さんもきっとそうなんだろうなあ。