先日キャブの清掃をした際、左のキャブ内に排気が逆流しているような跡がありました。
圧縮が抜けているのはあるんでしょうが、リードバルブがきちんと閉じてれば逆流しないんじゃないかなーと思って、交換してみました。
まずはタンクを外します。
次に冷却水を抜いてキャブとエアクリボックスを外します。
2stオイルのパイプはうまくはずすのが難しいのでそのままにして、エアチャンバを固定しているネジとマニホールドを固定しているボルトを外します。
するとマニホールドとエアチャンバがごそっとエンジンから離れますので、隙間からリードバルブを取り出します。
この時、本体にガスケットが残っているか確認します。
取り外した古いリードバルブがこれ。


新しいリードバルブはこれ。


あんまり変わらないですね。
いや、色は綺麗ですけど、損傷とかは無さそう。
この時点で試しにキックをゆっくり回してみると、圧縮時に左側から「シュー」という空気が漏れるような音が聞こえます。
これは間違いなくピストンリングが逝ってると考えられます。
来週は腰上バラシですね。
ピストンリングと、YPVSバルブもダメだろうから交換して、ガスケットも必要だし・・・金かかる。。。
気を取り直して取りあえずリードバルブを組み付けて、外したものを組み上げて、エンジンがかかるのを確認して、終了。
腰上は大変だけど、多分直ったら直ったことを走りで実感できるので、それはそれで楽しみ。