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廃業しなくちゃ全体に公開
2011年05月27日23:42
ウィルス作成罪(http://www.moj.go.jp/keiji1/keiji12_00025.html)のはなし。

@HiromitsuTakagi 大口議員:「プログラムにバグはつきもの。公開していたプログラムにバグがあって、指摘を受けて作成者がそれを認識した場合、それを公開し続けているとき、それが罪に問われることはあるか。」 江田法務大臣:「あると思います。」

http://togetter.com/li/140777

ていうことらしいので、もし法案が成立したら、ソフト屋は全員有罪になっちゃう。
実際にはそういう運用にならないのだろうけど、しようと思えばいつでも出来るところがミソ。

上記URLの最後のコメントで、提供罪にも触れられているけども、致命的なバグがあるソフトを公開したらその時点でアウトにもなる。

昔はソフトは有料のものしか無くて、皆対価を得て作っていたけども、PDSという形でフリーソフトが生まれてからは、at Your Own Riskを前提に、殆どの事が無料でできるほどに発展した。
もしこれがat Your Own Riskでなければ、これほど広がる事は無かったと思う。

インターネットの情報だってat Your Own Risk。適当な情報を書いても、読み手が慎重に理解しなければいけない。でも、だからこそ皆安心して書け、社会を動かすような大きな力にもなった。これが、「事実と異なったら有罪」なんてなったら、誰も何も書けない。

そもそも「bugで誤ってファイルを消してしまうソフト」と「意図的に誤ってファイルを消してしまうソフト」はどう見分けるんだろう? 実はそんな事不可能なんじゃないだろうか。
もっと「感染すること」とか、そういう観点で特定しないといけないんじゃないだろうか。
初期に良くあった、「増殖はするけど不正な所作はしない」ソフト(Larouxとか)は、ウィルスじゃないんだろうか。

この法案本当に通すつもりなのかなあ。もし通ったら、どうやって運用するんだろう。

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