年末年始をmixi日記に残そう!おみくじひいてプレゼントGETのチャンス
YPVSジョイント交換全体に公開
2009年07月22日23:08
そんな訳で今日はR1-ZのYPVSジョイント交換。
基本方針は、「なるべく部品を外さない」。後で戻すのが面倒だしね。

(1) まずタンクを外し、冷却水を抜く。
写真

(2) ラジエータを外す。
ラジエータを外さないと作業できなさそうな感じだったのでラジエータを外した。
写真

(3) シリンダーヘッドを外す。
ここまで来るとスペースが出来るので、10本のナットを緩めてシリンダーヘッドを外す。初めてなのでちょっと緊張する。
ナットの締め付けトルクは意外に強くない。錆び付いていなければ普通のメガネレンチで普通に外せる。ただし、組み付けるときはトルクレンチが使えない(ディープソケットなら可能?)ので、外すときのトルクを手で覚えておく。
エアチャンバーと繋がっている部分も外しておく。
この時、ラジエータと繋がるジョイント部分は残しておいた方が良いらしい。シリンダーヘッドを外すときに掴むのに便利。
写真

シリンダーヘッドにガスケットの糊(?)のカスが残るので、綺麗に除去する。キャブクリーナーを布に付けて擦ると、簡単に綺麗になる。
写真

(4) ジョイントを外す
ガスケットを外すとようやくジョイントが出てくるので、外す。
写真

(5) 左右のYPVSバルブを確認
新品は綺麗な半円型をしているはず。これは既に一度摩耗してしまったのか、「盛って」あった。構造的に弱点なのかもしれない。
写真

(6) ジョイント新旧
外したジョイントと新しいジョイント。
盛ってあった所は削れている。これがぐらつきの原因。
左のYPVSバルブを手で回してみたところ、本来なら簡単に1周するはずが全開にさえならない。バルブにカーボンが固着して、それ以上回らないようだ。これでは右が全開の時に左が付いて来れず、ジョイントが削れてしまう訳だ。
キーON時のYPVSクリーニングは役に立ってないんだろうか。
写真

カーボンを丁寧に取り除いて、両方スムーズに回ることを確認し、外したものを順に組み付けていく。注意点は2つ。
・ガスケットはもちろん再利用不可。必ず新品にする。
・シリンダヘッドのナットの締め付け順はサービスマニュアルに指定がある。基本は対角線を交互に。

組み忘れの無いことを確認して、試乗。
結果は・・・なんか変わらない。実は関係なかった? いや、バルブがきちんと動いていなかったのだから関係ない事は無いはず。
それはそれとして、やっぱりキャブの再調整は別途必要らしい。

週末は(これまた初めての)油面調整をやってみよう。
なんだか果てしないな・・・。